エミサポ通信をご覧いただき、ありがとうございます。

 

先日、約1年間ご利用いただいていた利用者様がご逝去されました。

 

原因は窒息でした。

 

突然のことで、今も正直、言葉にできない気持ちがあります。

 

ただただ悲しい。

 

その思いが一番大きいです。

 

この利用者様は、ご病気の影響で身体全体が動きにくくなり、嚥下機能も徐々に低下していました。

その中でも、ご本人には強い希望がありました。

「普通の食事が食べたい」

窒息のリスクについては、ご本人、ご家族、ケアマネジャーさん、訪問看護さんを交えて何度も話し合いが行われていました。

リスクを十分理解した上で、ご本人・ご家族様の意思を尊重するという選択でした。

振り返っても、ケアマネジャーさんも訪問看護さんも、本当にできることは全てされていたと思います。
それは、私たちも同じです。

それでも思うのです。

もっとできることはなかったのだろうか。

もっと生きていただくことはできなかったのだろうか。

ご本人の意思を尊重した結果です。

だからこそ、この選択が間違っていたとは思いません。

 

でも、それでも涙が出ます。

 

エミサポを始めてから、本当にさまざまなケースに関わらせていただいています。

だからこそ、一つひとつの経験を無駄にしたくありません。

 

私たちは看護・介護の専門職です。

 

これからも専門性を活かしながら、適切なタイミングで適切な提案ができる存在でありたいと思います。

 

時には、保険内サービスだけで十分な支援体制が整い、エミサポの利用が終了することもあるかもしれません。

 

私は、それで良いと思っています。

 

私たちは何のために支援をしているのか。

 

利用者様の安全と安心のため。

ご家族の安心と休息のため。

 

それが叶うのであれば、手段は一つである必要はない。

 

エミサポは数ある支援の中の一つの手段です。

しかし、その中でも大きな役割を担える手段の一つだと私は思っています。

 

私はエミサポのお仕事を通して、「寄り添う」とは、ただ相手の希望を受け入れることではないと思う様になりました。

必要なリスクを伝え、専門職として提案を行い、その上で本人やご家族の意思を最大限に尊重すること。

そして、そのバランスを考え続けることが、本当の意味での支援ではないかと思い始めています。

そして、この問いに正解はないのだと思います。

だからこそ、エミサポは考え続けたいと思います。

〝寄り添うってなんだろう″
⚫本人の意思を尊重した支援とは何か。

⚫私たちは何のために支援をするのか。

⚫利用者様にとって、本当に大切なことは何か。

答えを出すことではなく、考え続けること。
1人ではなく、皆で。

それが私たちの支援の土台でありたいと思っています。

今回の経験を無駄にせず、今関わっている利用者様、そしてこれから出会う利用者様へ還元していきたいと思います。

皆さま、いつも第一線で利用者様に真摯に向き合ってくださっていて
本当に本当にありがとうございます。

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